各証券会社の特徴

PayPay証券の評判は?メリット、手数料、どういう使い方が向いてるの?

PayPay証券の特徴

厳選日米株を1,000円から購入できる

1株からIPOにチャレンジできる

初心者向けの説明漫画等のコンテンツが充実

こんにちは、まさるです。

あなたがここを見ているということは「PayPay証券」に少なからず興味を持ってくれたということですね。ありがとうございます。

では、数ある証券会社の中でもPayPay証券証券はどんな特徴があってどんなことが出来るのか。

どんな商品が得意で苦手なことは何なのか。どういう使い方におススメなのか。

いろんな特徴をまとめて行きたいと思います。

それでは早速いってみましょう!

PayPay証券の会社概要

まずは、PayPay証券の企業情報をまとめてみました。

商号 PayPay証券株式会社
設立 2013年10月31日
資本金 87億2,452万円
発行済株式総数 75,312株
備考 掲載時点での情報となります。

PayPay証券の特徴

まずは私が「おっ!」と思ったPayPay証券の特徴を三つに分けて見てみましょう。

厳選日米株を1,000円から購入できる

PayPay証券は、2021年2月にOne Tap BUYという会社が商号変更して出来たものです。PayPayの名を冠した以上、今後はよりPayPayグループと緊密な連携が取れるようになっていくはずです。

現に、PayPay銀行とは「おいたまま買付」というサービスを開始しています。なので、普段からPayPayやYahoo!、ソフトバンクグループのサービスを使っている方なら作って損はないと思います。

さて、そんなPayPay証券の魅力の一つ目は何と言っても厳選日米株を1,000円という少額から購入できるところにあります。

普段、株というのは1つ1つの会社毎に株価があるのでAの株は1株買って500円。Bの株は1株買って1,300円など、当然株価に応じた金額を支払うのですが、PayPay証券は本当に1,000円という単位で購入することができます。

その理由は以下のように相対取引というものになります。

なぜ1株単位ではなく1,000円単位で買えるのですか。

一般の証券会社では投資家の注文を直接市場に流すので、取引所が決めた単位で注文をしなければなりません。 PayPay証券では、PayPay証券が市場から仕入れた株式をお客様に買っていただく形(相対取引)ですので、株式の単位に縛られずにご注文いただけます。例えば、日本株を1,000円買う場合、1,000円を株価で割って購入できる株式数を計算します。米国株の場合は、まず為替レートで割ってドル換算してから株価で割ります。なお、株数は、小数点以下第5位まで表示されます。

引用元 PayPay証券HP

これの何がすごいかというと、海外有名株(AmazonやApple)の株も投資資金の余裕が少なくても買えることにあります。まさかこんな小資金で海外株の取引ができるようになる日が来るとは…という感じです。

はっきり言って私はこの為にPayPay証券の口座を開設しましたし、むしろこれだけでも十分に満足しています。

ただし、いくつか注意点があります。PayPay証券は「おいたまま買い付け」という特定の銀行口座やソフトバンクカード、d払いを連携して、証券口座にお金を振り込まなくても株を購入できるサービスがあります。しかしながらこの一見便利なものを使うと、1,000円から購入できるのが強みなのに、なんと10,000円からの購入しかできなくなってしまうことがあります。

というのも、「おいたまま買い付け」と銀行口座を連携させると、最低購入金額が10,000円からになってしまうのです。なので「おいたまま買い付け」を利用するなら、ソフトバンクカードの連携を選んでください。こうすると上限は10万円になりますが、1,000円から購入できます。

心配な場合は、他の証券会社と同じように証券会社の口座にお金を振り込んで入金してから取引するのが現状では一番無難かな?と思っています。

私は、少額から気軽に購入できるのがメリットだと思いますのでソフトバンクカードと連携して利用しています。なんだかんだYahoo!の経済圏で利用するならお得ですから。

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1株からIPOにチャレンジできる

次に、これも地味ながら本当に優れたところだと思う、IPOについてです。

IPOとは

そもそもIPOってなに?
IPO(Initial Public Offering)とは、新規株式公開と呼ばれ、未上場の企業が上場して新たに株式を公開することを言います。
IPOは公募価格(上場前に設定される株価)よりも初値(上場日に最初につく株価)が高くつくこともあり、上場後の株価の値上がりを期待する投資家もいます。直近10年間で初値が公募価格を上回った銘柄数は新規公開した銘柄のうち79%にもなります。(直近10年間:2008年10月~2018年10月 出所:Bloomberg)

引用元 PayPay証券HP

という、非常に人気のある投資先なのですが、買うことができるか否かは申込制で、当たったら購入できるものになります。そしてもう一つ困るのが、銘柄にもよるのですが、おおよそ数万円~数十万円程度の資金の用意が必要な上、一定期間その資金が動かせないので、ある程度の資金の余裕が必要なところがネックでした。

しかし、このPayPay証券の誰でもIPOというサービスは、通常1単元の申し込みを1株からで良い。というものになります。単純に資金が少なくても応募ができるものになります。

なかなか踏み出せなかったIPOに初心者のうちからチャレンジできるのは本当にうれしいと思います。

が、しかしながら2022年1月現在では、取り扱いのあるIPOがありません。(IPOする企業がないわけではなく単純にPayPay証券の取り扱いがない)また過去のIPOの取り扱い履歴も「ソフトバンク株式会社」(グループ企業)のみとなっています。

せっかくの素晴らしいサービスですが、現時点では今後に期待!という他ありません。もっと取り扱いが増えれば人気サービスになること間違いなし…というか私は確実に利用したいと思っています。

初心者向けの説明漫画等のコンテンツが充実

あなたの周りにすでに株式投資などを行っていて、あなたに教えてくれる人がいる場合はよいのですが、なかなか誰しもがそのような環境にいるわけではないと思います。

私も初めて株式投資を行った十何年前は、今よりもさらに情報が少なく本屋さんで売っている本を買い漁った記憶があります。

そんな時にこんなコンテンツがあったらいいよなぁ。というものを形にしてくれたのがPayPay証券の漫画で投資を理解。というコンテンツです。PayPay証券HPには以下のようにあります。

漫画で投資を理解!
投資の基礎知識をマンガで学習できます。特定口座や、税金、確定申告といった株式投資に必要となる知識を、漫画でわかりやすく理解しながら、身につけられます。

■素晴らしき口座開設の世界■ロードオブザETF■三つのファンド■はじめての入金物語■お金に賢くなるミニ口座1 損する勇気

引用元 PayPay証券HP

基礎知識を得てから投資を始めるのと、全く知らないまま投資を始めるのでは心構えが変わります。

仕事にしろ運動にしろゲームにしろ、チュートリアル的なものがないと困ってしまいますよね。そこを漫画で解説してくれるのはとてもよいサービスだと私は思います。

これを皮切りに、少額から投資を始めて、さらに本を読んだり、このはじ株のコンテンツからでも知識を増やしていって自分なりの投資法を見つけてもらえると幸いです。

こういうものって地味ですが嬉しいですよね。

投資を始めてみるきっかけになると思うのでこれはよい仕組みだなと思います。

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PayPay証券の手数料

PayPay証券の手数料は、米国株式の取引と国内現物取引で異なります。また他社のような手数料形態ではなくスプレッド方式を採用しています。

分かりやすく言えば、すでに手数料相当の金額が上乗せされた金額での取引となる。という事です。

国外上場有価証券の場合、現地時間  9:30 ~ 16:00 ※日本時間 23:30 ~ 6:00 (夏時間:22:30 ~ 5:00)では「基準価格」に0.5%を乗じた価格でそれ以外の時間では「基準価格」に0.7%になります。

国内上場有価証券は東京証券取引所の立会時間内
※午前立会(前場)は午前9時から午前11時30分まで、午後立会(後場)は午後0時30分から午後3時は「基準価格」に0.5%を乗じた価格でそれ以外の時間では「基準価格」に1.0%になります。

両方ともに時間内の取引の場合の手数料相当額を下に示します。

1約定毎の売買手数料(税込)*PayPay証券の場合は手数料相当額
売買金額 5万円 10万円 50万円 100万円
手数料 250円 500円 2500円 5000円

これだけ見ると他社より高く感じますが、例えば1,000円の取引をする場合の手数料相当額だと5円しかかからないので、初めて少額でまず投資を始めてみたい方にとっては最安となる可能性が十分にあります。

ここら辺は各自の投資スタイルによると思うので一長一短かと思います。大口取引を頻繁にすればPayPay証券は不利になりますが、小さな金額で取引を始めてみたい方にとっては大きな味方にもなりえます。

PayPay証券の商品について

証券会社の主な商品の中で、PayPay証券での取り扱い状況を表にしました。

信用取引 貸株 IPO 単元未満株 外国株 先物 投資信託 FX
× × × ×

PayPay証券は、まだPayPay証券に社名変更してから間もない(2021年開始)のでサービスはあまり多くありませんしPayPay関連サービスとの連携も多くありません。

正直ここだけ見てしまうと既存の大手証券サービスと比べると見劣りしてしまうかもしれません。

しかし、独自の魅力に特化したサービス形態は非常に魅力的ですし、初心者、小額投資。という枠に絞ればこれほど魅力的なサービスは珍しいと思います。またPayPayの名を冠したことで今後サービスが増える可能性は十分にあると考えられます。

今は、1,000円から国内、外国株に投資できること。小資金からIPOにチャレンジできることという特化したものが魅力になります。

PayPay証券に向いている使い方

PayPay証券は、正直言って2022年1月時点では、向き不向きに特化したサービスだと思います。

初心者が少額から株式投資を始めるといった使い方や、そこそこ資金が必要なIPOにも1株からチャレンジできるのは最高ですが銘柄が増えることを祈るのみです。初心者向けの漫画コンテンツもあり、またスマホに特化しているのも現代の感覚としてよいと思います。

そして、何よりも魅力的な使い方としては、1,000円から海外の有名株(AmazonやAppleなど)を購入できることです。1株でも1単元でもなく1,000円~というのは他の証券会社にはない特徴です。「もう、この使い方の為だけに口座開設してもいいのでは?」というぐらいです。(ちなみに2022年1月17日のAmazonの株価は1株3,242.76 USDです。同日の1ドルは114.30円なので約37万円です)

その代わり、手数料がスプレッド方式を採用しているので、大量の株を売買したりデイトレードのように頻繁に売買するのには不向きです。

また、入金方法に多少の注意が必要です。私はおいたまま買い付けとソフトバンクカードの利用もしくは、ATMや振込での証券口座への直接入金を現状では推奨します。

投資信託はあるのですが、数が少なくまたそれらは、現時点では私は購入することはないと思います。

しかしPayPayの名前を冠した以上、今後もいろいろなサービスを展開してくるでしょうし、何よりも初心者や上記の使い方としては最高なので口座を開設して後悔はしないと思います。

ただ、現時点では他社に比べてサービスが豊富というわけではないので、そこが気になる場合は複数の証券会社の口座を作ってみるとよいかもしれません。

・1,000円~でAmazonやApple株を買ってみたい。

・初心者コンテンツを漫画で学びたい。

・スマホだけで簡単に使いたい。

・普段からPayPayやPayPay銀行などを使っている。

PayPay証券は、こんな方に向いていると思います。

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